20代のための転職サイト「キャリトレ」。
20代に特化しているニッチな転職サイトですが、人気の転職サイト「ビズリーチ」を運営している株式会社ビズリーチが運営している転職サービスということもあって気になっているという方も多いのではないでしょうか?
ただ、実際にキャリトレを使って転職するとなると、気になってくるのがキャリトレの特徴やユーザーからの評価についてです。
大切な転職をよくわからないサービスで行おうとは誰も思いませんよね?
そこでこの記事では、以下について詳しく紹介していきます。
- キャリトレのサービス内容
- キャリトレのメリットデメリット
- キャリトレの口コミなどの評判
- キャリトレの登録方法
- キャリトレ利用時の注意点
キャリトレが気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
キャリトレはどんなサービス?

キャリトレは、株式会社ビズリーチが運営している転職サービスの一つです。
- 20代の転職に特化した転職サイト
- 仕事やプライベートで忙しい20代の転職活動を応援するサービス多数
- 隙間時間で効率よく転職活動に取り組める
株式会社ビズリーチは、ハイクラスの求人に特化した転職サイト「ビズリーチ」も運営しています。

転職活動でキャリトレを利用する4つのメリット

実際にキャリトレを利用する上で事前にしっかりと確認してきたいのが、キャリトレを利用するメリットについて。
転職活動にキャリトレを利用する代表的なメリットとしては、以下の4点があげられます。
- 人工知能により効率的な転職活動ができる
- 面談確約スカウトがもらえる
- 20代向けの求人が充実
- アプリが便利
それぞれのメリットについて解説していきます。
①人工知能により効率的な転職活動ができる
キャリトレでは人工知能による求人のレコメンド機能を採用しています。
これは、人工知能があなたの好みやこれまでの経歴、転職先に希望する条件に合わせて求人をリサーチ・選択し、紹介してくれる機能です。
一般的な転職サイトにも求人情報のリコメンド機能は備わっています。しかし、その精度は決して高いと呼べるようなものではありません。こちらが希望する条件に合わない求人情報を送ってくるような転職サイトもたくさんあります。
ひどい転職サイトの場合だと、こちらのこれまでの経歴や希望を無視し、サイト側が押したい求人が一方的に送りつけられてくることもあります。
こちらの意向を無視した求人をどれだけ送りつけられてもいい求人が見つかることはありませんし、求人情報の確認によって貴重な時間が奪われてしまいかねません。
②面談確約スカウトがもらえる
キャリトレではスカウトという形であなたに合う求人情報が送られてきます。
スカウトは、先ほど紹介したシステムによるレコメンドとは異なる機能です。
レコメンドは、あくまで「こんな求人がありますけど興味ありませんか?」といった形で求人を紹介してくれるタイプの機能でしかありません。
一方、スカウトはあなたのプロフィールや経歴に興味を持った企業やヘッドハンターが直接送ってくる機能です。そのため、送られてきた時点で企業やヘッドハンターとの面談が確約されています。
システムによって紹介された求人の場合、応募しても書類審査で落ちてしまうことがあります。あなたのプロフィールや経歴が、応募した企業が求める人材とマッチしない場合は面接を実施してもらえません。
その点スカウトは、企業やヘッドハンターとの面談が確約された状態で届くので、採用してもらえる可能性が高くなっています。
③20代向けの求人が充実
キャリトレは20代の転職に特化した転職サイトですので、20代向けの求人が非常に充実しています。
一般的な転職サイトの場合、すべての年代に向けた求人をまんべんなく取り扱っています。
20代にはそぐわない求人も取り扱われているわけですが、年代で求人を絞り込むような機能は備わっていないことも多く、求人情報のリサーチを効率的におこなうことができません。
求人の詳細を確認した後で、実は「30代以上のキャリアがある人を対象とした求人だった」となってしまうことがほとんどありません。
この点も、20代の転職に特化しているキャリトレならではのメリットだと言えるでしょう。
④アプリが便利
先ほど紹介したとおり、キャリトレは人工知能によるレコメンド機能が洗練されていて便利という強みもありますが、独自のアプリが用意されているのもキャリトレの強みの一つです。
実は、アプリを導入している転職サービスはそれほど多くありません。大手の転職サービスでも、アプリを用意しているサ-ビスと用意していないサービスに分かれているほどです。
キャリトレの弱み

転職活動に利用する上でさまざまなメリットがあるキャリトレですが、弱みがないわけではありません。
キャリトレの代表的な弱みとしては、以下のものがあげられます。
- 転職エージェントのようなサポートは無い
- 30代以上の方には不向き
それぞれの弱みについて解説していきます。
転職エージェントのようなサポートは無い
キャリトレは転職エージェントではなく、転職サイトです。そのため、転職エージェントのような手厚いサポートは受けられません。
転職エージェントにはコンサルタントが在籍しており、あなたの転職活動をサポートしてくれます。
どういったサポートが受けられるかはそれぞれのエージェントによって異なりますが、
- 転職や今後のキャリアについての相談
- 求人情報のリサーチ
- 求人の紹介
- 面接の日程調整
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 条件の交渉
など、さまざまな手厚いサポートが受けられるようになっています。
キャリトレでも求人情報の紹介というサービスは受けられますが、それ以外のサポートは用意されていません。
求人情報の紹介についても転職エージェントほど充実しているわけではありませんので、基本的には自分で探すことになります。
そのため、転職するのが初めてという方や忙しくて時間が確保できない方にはあまり向いていません。
30代以上の方には不向き
何度か紹介しているとおり、キャリトレは20代に特化した転職サイトです。
そのため、30代以上の方が利用するような転職サイトではありません。
30代以上の方が利用できないような仕組みになっているわけではないため利用すること自体はできますし、求人に応募することもできますが、ミスマッチが生まれてしまいかねません。
求人の内容を見る限り、20代の若くてこれから教育していける人材を探している企業が多い印象を受けます。
キャリトレはこんな人におすすめ

ここまで紹介してきたキャリトレのメリットと弱みを比較してみると、転職活動にキャリトレを利用するべき人としては、以下に当てはまる方があげられます。
<キャリトレを利用するべき人>
- 20代の転職希望者
- スキマ時間を有効的に使って転職したい人
- シンプルで使いやすいサービスを活用しながら転職したい人
キャリトレは20代の転職希望者向けの求人が非常に充実しているのため、転職を考えている20代の方はなるべく利用するべきです。
また、レコメンド機能やアプリなどが充実しているため、忙しい方でもスキマ時間を有効的に使って転職に取り組めるようになっています。
さらに、Webサイトやアプリがシンプルで使いやすくなっているため、転職活動においてサービスの使いやすさを求めている方にもおすすめです。
一方、以下に当てはまる方にはあまりおすすめできません。
<キャリトレをおすすめできない人>
- 30代以上の転職希望者
- 転職に慣れていない人
- 忙しく転職活動のための時間がなかなか確保できない人
キャリトレは20代の転職に特化した転職サイトで20代の方に合った求人が多いため、30代以上の方がわざわざ利用するメリットはほとんどありません。
また、転職エージェントのようにサポート体制が充実しているわけでもないので、転職に慣れていない方や忙しくて転職活動のための時間がなかなか確保できない場合も、キャリトレを選ぶメリットはほとんどないと言えるでしょう。
そういった方は、キャリトレではなく他の転職サイトや転職エージェントを選ぶようにしてください。
キャリトレを実際に利用した人の評判・口コミ

転職活動にキャリトレを活用するかどうかを決める上で参考にしたいのが、実際にキャリトレを利用した人が投稿している評判や口コミについてです。
実際にそのサービスを利用した方の意見が確認できる評判や口コミは、どんな情報よりも参考になります。
キャリトレに関する口コミをリサーチし、気になる口コミをいくつかピックアップしてみました。
20代前半で転職して分かった事
— 🥐🤮社畜のみかた🌸🥕 (@CBR114514RR) December 14, 2020
キャリトレ使いやすい。
エージェント経由がよし。
エージェントは面接対策に力を入れてくれる所にしとけ。
成果はまあ鯖読んでも可。
理念系はやめとけ。
ボーナス欲しけりゃ
やっぱ大手しか勝たん。
若いと未経験でもなんとかなる。
転職サイト、色んなの試した結果キャリトレがおすすめ!
— ヘタレ営業マン@元地方公務員 (@NBpP57cM3DhMMUd) April 18, 2020
一番は自分でエージェントを選べること。エージェントも人で相性の問題もある。
他にもオファーの条件が断然良くなったし、UIもシンプルで使いやすい。
大手はメール多いし、興味なくてもとりあえず応募しろって言うし散々だった😂
#転職芸人正樹
— 正樹@ダイエット頑張る (@iwashinegiten) April 25, 2019
個人的に使いやすい転職アプリはキャリトレ、マイナビ転職。気になるのをカイシャの評判で見てからファボを送る感じ。
これらはキャリトレに関する良い口コミの一部です。
キャリトレは20代に特化している転職サイトということもあってか、インターネット上に投稿されている口コミの数はそれほど多くありませんでした。
また、良い口コミと悪い口コミの両方が投稿されていましたが、6:4で若干良い口コミの方が多い印象です。
実際にキャリトレのWebサイトにアクセスしたりアプリをダウンロードして使ったりするとわかりますが、シンプルなデザインで確かに使いやすいと感じるはずです。
今のところキャリトレも微妙な感じ
— wado🥳 (@bh_otiak) April 5, 2019
キャリトレに登録してみた。微妙な求人しかない…
— エミラーティけにち (@otamarunrun) October 28, 2018
キャリトレ登録したけど、痒い所に手が届かないと言うか、思いもよらなかったところで痒くなるというか・・・微妙に使いにくいな
— 沖菜あおい (@aoi_okina) September 30, 2020
一方こちらは、キャリトレに関する悪い口コミの一部です。意外と悪い口コミも多く投稿されていて、上記のようなネガティブな意見も多数見つかりました。
悪い口コミとして多かったのは、「取り扱っている求人が微妙」という意見です。
キャリトレの登録方法と登録後の流れ

キャリトレのサービスの概要やメリット、弱み、ユーザーからの評価を確認した上で「やっぱりキャリトレを使ってみたい!」と考えている方向けに、キャリトレの登録方法と登録後の利用の流れについても解説しておきたいと思います。
画像を交えながら紹介していくので、参考にしながら登録を進めてみてください。
登録方法
キャリトレを利用するにはキャリトレに登録しなくてはいけません。
以下のURLからキャリトレにアクセスし、登録作業を進めていきましょう。
※画像はすべて、公式サイトURLから引用しています :https://www.careertrek.com/

トップページが表示されるので、「転職をお考えの方(無料登録)」をクリックしましょう。

いつまでに転職したいかを選択し、クリックして回答します。

生年月日を設定し、「次のステップへ」をクリックしましょう。

メールアドレスとパスワードを入力します。
利用規約と個人情報の取り扱いを確認し、問題がなければ、「上記に同意のうえ保存して次へ」をクリックします。

登録したメールアドレスにキャリトレからのメールが届いているはずですので、確認し、記載されている認証コードを入力しましょう。入力したら、「次へ」をクリックします。

名前を入力し、「次のステップへ」をクリックします。

性別を選択しましょう。

住所を選択します。

最終学歴を選択しましょう。

最終学歴を入力し、「次のステップへ」をクリックします。

連絡先を入力し、「次のステップへ」をクリックしましょう。

直近の職種を選択します。

経験年数を選択し、「次のステップへ」をクリックします。

直近の業種を選択しましょう。

経験年数を選択します。

普通自動車免許の有無を選択します。

希望勤務地を選択しましょう。
複数選択することも可能です。

転勤の可否を選択します。

希望の業種を選択します。
複数選択することも可能です。

希望の職種を選択します。複数選択することも可能です。

希望年収を選択し、「次のステップへ」をクリックしましょう。

現在の就業状況を選択します。

経験者数を選択します。

直近の在籍企業について回答し、

入力が完了したら、「次のステップへ」をクリックしましょう。

過去に在籍した企業の情報もすべて入力し、

「次のステップへ」をクリックします。
以上でキャリトレへの登録は完了となります。
登録後の流れ
キャリトレに登録した後は、以下のような流れで転職活動を進めていくことになります。
- 求人を探すか紹介してもらった求人情報をチェックする
- 気になる求人があれば応募する
- 面接
- 内定
キャリトレは転職エージェントではなく転職サイトですので、基本的にすべて自分で対応し、進めていかなくてはいけません。

求人の検索は、ログインした後のトップページ上部の検索バーからおこなえるようになっています。

検索バーをクリックするとサイドバーに検索メニューが表示されます。
- 職種
- 業種
- 勤務地
- 年収
- キーワード
上記の条件で求人情報を検索できるようなっているので、気になる求人を探しましょう。
リサーチして見つけた求人や紹介してもらった求人に気になるものがあれば、クリックして詳細を確認しましょう。

詳細を確認した結果応募したいと思えるものであれば、詳細ページの下部にある「応募する」をクリックし、その求人に応募しましょう。
応募すると企業から連絡が来るので、日程を調整し、面接にのぞみましょう。
面接の結果、採用となれば、転職活動は終了となります。
キャリトレを利用する際の注意点

実際にキャリトレで転職活動に取り組む場合、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
これらの注意点を把握せずにキャリトレで転職活動に取り組み始めてしまうと、なかなか転職先が決まらず時間と手間を無駄にしてしまいかねませんので注意しましょう。
キャリトレを利用する際の2つの注意点について解説していきます。
①地方の求人の取り扱いが少ない
キャリトレは20代の転職希望者にとって非常に魅力的な転職サイトだと言えますが、地方の方が利用する場合は注意しなくてはいけません。
なぜなら、地方によっては取り扱われている求人の数が極端に少ない地域もあるからです。
地域 | 件数 |
---|---|
東京 | 95,203件 |
大阪 | 4,173件 |
愛知 | 2,508件 |
例えば、上記のように大都市の求人は充実しています。中でも東京の90,000件以上という求人の数は、転職サイトの中でもトップクラスです。
地域 | 件数 |
---|---|
青森 | 48件 |
高知 | 117件 |
沖縄 | 85件 |
一方、上記のように地方では求人が極端に少ない地域もあります。
どの転職サイトでも地方の求人は少ない傾向にありますが、求人数が1,000件以下というのはかなり少ない部類に入ります。
求人の数が少なくなるとそれだけ選択肢も狭まってしまうため、いい転職先を見つけることができません。
②積極的に動く必要がある
キャリトレは転職エージェントではないため手厚いサポートは受けられないと解説してきました。
そこで特に注意しなくてはいけないのが、求人情報のリサーチについて。
転職エージェントの場合、コンサルタントがあなたのこれまでのキャリアや希望の条件などを丁寧にヒアリングし、その条件に合う求人をリサーチしてくれます。
そのため、こちらから積極的に求人情報をリサーチしなくても転職活動を進めていけるようになっています。
しかし、転職サイトであるキャリトレの場合はそうではありません。
レコメンド機能やスカウト機能は備わっていますが、あくまで補助的な機能ですので、基本的には自分で求人情報をリサーチしなくてはいけません。
自分から積極的に動いて求人をリサーチしないと、「いつまで経っても転職できない」となってしまいかねませんので注意が必要です。
忙しくて求人のリサーチに割ける時間を確保できないという方は、転職エージェントの方を活用するようにしましょう。

まとめ

20代の転職に特化した転職サイト、「キャリトレ」について紹介してきました。
キャリトレは全世代におすすめできるタイプの求人サイトではありません。
取り扱っている求人は20代向けの求人がほとんどですので30代以上の方がわざわざキャリトレを利用する必要はありませんし、転職エージェントのようにサポート体制が整っているわけでもありません。
そのため、30代以上の方やいろいろとサポートしてもらいながら転職活動に取り組みたい方は、全世代向けの求人をまんべんなく取り扱っている転職サイトや、サポート体制が整っている転職エージェントの方を利用するべきだと言えるでしょう。
一方で、20代の転職希望者には自信を持っておすすめできるタイプの転職サイトでもあります。
取り扱っている求人の数も90,000件以上と充実していますし、Webサイトやアプリも洗練されていて、非常に使いやすくなっています。
アプリを使ってちょっとしたスキマ時間に転職に取り組めるという点も非常に魅力的ですので、20代の転職希望者は、ぜひキャリトレを利用して転職活動に取り組んでみてはいかがでしょうか?