転職コラム

転職したい30代必見!30代の転職を有利に進めるために役立つ知識

これまでの社会人生活で得た知識やスキル、経験などを活かしながら、さらなるキャリアアップを見据えて取り組む人も多い30代の転職。

実際、転職を考えている30代の方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、30代の転職について紹介していきます。

30代のうち何割が転職活動に取り組んだことがあるのかというデータをまじえつつ、転職する際にアピールするべきポイントなど役立つ知識を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

実際に転職に取り組んだことがある30代の割合

転職する理由は人それぞれですが、どのような理由で転職するにしても

本当に転職してしまっていいのかな…

と不安になってしまうものです。

実際、転職することを不安に感じたり後ろめたさを感じてしまっている方も多いのではないでしょうか?

そういった方にぜひチェックしてほしいのが、実際に転職活動に取り組んだことがある30代の割合について。

大手転職サービスのリクナビNEXTが公表しているデータによると、30代の約64%が「転職活動をしたことがある」と回答しています。

つまり、30代の半分以上が転職活動に取り組んだ経験があるということになるわけです。

そのため、転職することに対して不安や後ろめたさを感じることはありません。

明確な理由もなく転職を繰り返していては問題がありますが、1度や2度の転職であればむしろ普通のことだと捉えてしまっても問題ないでしょう。

実際、30代の約半数が転職することに対してネガティブなイメージではなく、ポジティブなイメージを持っています。

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30代の転職理由

30代の方が転職を意識し始める主な理由としては、

  1. 仕事の内容に不満がある
  2. キャリアチェンジを図りたい
  3. 企業や業界の将来性に不安を感じている
  4. 仕事とプライベートが両立できていない
  5. 年収などの待遇面に不満がある

の5つがあげられます。

それぞれの理由について詳しく解説していきます。

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1. 仕事の内容に不満がある

年代を問わず転職の理由として上がりやすいのが、「仕事の内容に対する不満」です。

30代の転職理由としても多く、転職理由に関するアンケートで上位になることも珍しくありません。

30代は仕事に慣れて少し余裕の出てくる時期ですが、新人・若手時代には見えなかったところが見えるようになってくることで、仕事の内容にも不満を感じ始めます。

また、異なる部署の同期が成果をあげて評価を高めていたり、面白そうな案件に取り組んでいるところを目の当たりしたりすると、

自分は何でこんなことをしているんだろう…

と考えるなど、同期に対して劣等感を感じるケースも少なくありません

同じように友人や知人に対して劣等感を感じ、転職を意識し始めるケースも多々あります。

2. キャリアチェンジを図りたい

仕事に慣れて余裕が出てくる30代は、自分の人生を見つめ直す機会が多くなる時期でもあります。

例え仕事の内容や待遇に不満を感じていなかったとしても、ついつい

このままでいいのかな…

と考えてしまう傾向にあります。

その際、キャリアチェンジを図るために「転職」という選択肢を選ぶのです。

また、本当に行きたかった業界とは異なる業界に転職した人の場合、

やっぱり憧れだったあの業界に挑戦したい!

という思いが強くなり、転職するケースも多々あります。

家族がいるかどうかにもよりますが、30代という年齢はフットワークの軽さを活かせる年齢でもあるため、キャリアチェンジを考える方の割合が多くなっています。

3. 企業や業界の将来性に不安を感じている

今勤めている企業や業界の将来性に不安を感じている場合も、転職を検討し始める傾向にあります。

時代が変化すると、飛躍的に成長する企業や業界が出てくる一方、衰退する企業や業界も出てきてしまいます。

その際、自分の働いている業界が衰退していくのを目の当たりにするとどうしても不安になってしまうため、異なる業界への転職を考えるようになるのです。

業界が衰退しても、企業自体が時代の変化についていける企業なのであれば問題はありません。

しかし、時代の流れに乗るのが苦手な企業や、時代が変化していることをわかっていても特に対策しようとしない企業もあります。

その場合、企業そのものの将来性に不安を感じ、転職を意識するようになります。

4. 仕事とプライベートが両立できていない

仕事を頑張ることは決して悪いことではありません。

しかし、毎日仕事ばかりでプライベートを充実させられなくなってしまうと、

このままでいいのかな…

と考えてしまうようになり、転職を意識し始めるようになります。

30代になると、家庭を持っている人の割合が多くなり、独り身の方の場合、家庭を築いている友人や知人と自分の状況を比較し、プライベートが充実していないことに悩んでしまう傾向があります。

また、家族がいる方で小さなお子さんがいる方場合も、仕事ばかりで家族との時間を確保しにくいことに悩むケースは少なくありません。

その場合も、家族との時間を充実させるために転職という道を選ぶようになります。

5. 年収などの待遇面に不満がある

20代までは年収で大きな差がついてしまうケースはそう多くありません。

もちろん例外もありますが、20代のうちは役職につけるチャンスも少ないため、友人や知人と話していても、それほど年収や待遇に差を感じることはないでしょう。

一方、30代になると、

  • 勤めている企業
  • 業種や業界
  • 会社でのポジション

などによって、年収や待遇の差が一気に大きくなります

年収に100万円以上の差が生じてしまうケースも少なくありません。

友人や知人、あるいは同期と話していてそういった差を感じると、年収や待遇に不満を感じるようになり、転職を強く意識するようになります。

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30代の転職理由に「人間関係」が上がりにくい理由

職場での不満に関するアンケートを取ると必ずと言っていいほど上位に食い込む、職場での人間関係に関する不満。

特に入社して間もない20代の転職理由としてあげられやすい職場での人間関係に対する不満ですが、意外と30代の転職理由としては上がりにくい傾向にあります

20代は社会人としての経験が浅く、人間関係を構築する術や修正する術を持ち合わせていません。

また、人間関係の修正が不可能な状況になってしまった場合、どう対処すればいいかわからず、「転職」という方法での解決を選んでしまう傾向にあります。

一方、30代になると社会人としてさまざまなことを経験してきているため、良好な人間関係を構築する方法や崩れてしまった人間関係を修正する術も心得ている方の割合が多くなります

仮に人間関係の修正が不可能な状況になった場合でも、異動願いを出すなど様々な方法で対処できることを知っているため、20代に比べて人間関係のトラブルで転職を検討する方が少ない傾向にあると予測されます。

30代での転職の難易度

実際に30代の方が転職するとなった場合、何よりも気になるのが「30代の転職の難易度」についてではないでしょうか?

リクナビNEXTがおこなったアンケートでは、転職活動に取り組んだ30代のうち約25%が転職にいたらなかったと回答しています。

つまり、転職活動に取り組んだ経験がある30代の4人に1人が、転職に失敗しているということになるのです。

同じリクナビNEXTのデータでは、20代の場合3人に1人が転職に失敗しているというデータのため、20代の転職よりも成功率が高いと考えられます。

しかし、4人に1人の割合で転職に失敗してしまう可能性があるという点を考慮すると、やはりそれなりに難易度は高いと考えておくべきです。

ただし、30代の転職は、これまで社会人として働く中で身につけてきた知識やスキル、経験や実績によって難易度が大きく変化します。

転職でアピールできる能力や実績のある方であれば、転職の難易度はかなり低くなるので、例え未経験から異業種へ転職する場合であってもすんなり転職できるはずです。

一方、転職でアピールできるほどの能力や実績を持ち合わせていない場合は、転職するのが一気に難しくなってしまいます。

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30代が転職するときに求められるもの

30代の方が、

なんとしても転職を成功させたい…!

と考えた場合、忘れずにチェックしておきたいのが、30代の転職に求められるものについてです。

企業は、30代の転職者に対して、

  1. 即戦力としてすぐに活躍できるかどうか
  2. マネジメント能力
  3. 豊富な経験
  4. 魅力的な実績
  5. 人柄の良さやコミュニケーション能力の高さ

の、5点を求める傾向にあります。

そのため、30代の転職ではこれらの能力のいずれかを自分の強みとしてアピールするべきです。

それぞれ詳しく解説していきます。

1. 即戦力としてすぐに活躍できるかどうか

30代はビジネスパーソンとしての経験が長いため、必然的に求められる能力も高くなります

30代の人材を採用する場合、企業側としても初日から活躍してくれる即戦力を採用したいと考えているため、その期待に答えられるかどうかがとても重要です。

自分がどういった知識やスキルを持っている人材で、それらの能力を転職先の企業でどう活かすつもりなのかをしっかりと説明できるようにしておきましょう。

2. マネジメント能力

30代になると、

  • 主任
  • 係長
  • 課長
  • 部長

など、役職に任されるケースも少なくありません。

実際、企業が募集を出している中途採用の求人の中には、役職への配属を前提としている求人もたくさんあります。

その際に求められるのがマネジメント能力です。

役職に配属されると、組織やプロジェクトを管理しなくてはいけなくなるため、組織やプロジェクトを管理できる能力が備わっている人材であるかどうかが重要視されるようになります。

3. 豊富な経験

30代のビジネスパーソンが転職する場合、それなりに経験も求められることになります。

20代であれば経験がなくても、やる気やポテンシャルをアピールすることで採用される可能性はありますが、30代の転職の場合、やる気やポテンシャルのアピールだけでは不十分です

即戦力として活躍でき、成果を出せるだけの経験が求められます。

これまでの会社で自分がしてきた経験や、それらを新しい会社でどう活かすのか・活かせるのかをアピールするようにしましょう。

4. 魅力的な実績

30代の転職では知識やスキル、経験をアピールする必要があると紹介してきましたが、それらをより具体的な形でアピールするために必要になるのが「実績」です

自分の知識やスキルの高さ、経験の豊富さは、より具体的に説明できて初めて効果を発揮します。

例えば、Webマーケティングの実績をアピールするのであれば、おこなった施策やその施策がPVやCVにどう影響したかについて数字をまじえながら具体的に説明する必要があるでしょう。

実績をしっかりとアピールできるようになると、転職が成功する確率が飛躍的に向上するので、アピールできる実績について確認してみてください。

5. 人柄の良さやコミュニケーション能力の高さ

30代の転職では役職を任される可能性もあり、役職ポジションに配属される人は人柄の良さやコミュニケーション能力の高さも求められます

仕事を円滑に進めるためにはチームを1つにまとめなくてはいけません。そこで管理職に求められるのがコミュニケーション能力の高さです。

人柄がよくない・人徳のないリーダーには誰もついてきません。人柄がよく部下に好かれるような人材かどうかについてもチェックされる傾向にあります。

まとめ

「転職したい」と考えている30代のビジネスパーソン向けに、30代の転職に役立つ知識について紹介してきました。

世間の30代のビジネスパーソンは、約6割が転職活動を経験しています。

ネガティブな理由で転職を検討している方も少なくないかと思いますが、転職によって今の状況が好転する可能性があれば転職をするべきでしょう。

ただ、30代の転職は、ご自身の

  • 知識
  • スキル
  • 経験
  • 実績

によって、その難易度が大きく異なります。また、これらは転職において大きなアピールポイントになります。

まずはこれまでの自分の社会人人生を振り返ってみてましょう。

そして、転職でアピールできそうなものがないか棚卸しするところから始めてみてはいかがでしょうか?