管理部門の転職や士業の転職に特化した転職エージェント、「MS-Japan」。
各種アンケートでもNo.1になるなど評価の高い転職エージェントということもあり、
MS-Japanが気になっている
MS-Japanで転職したい
という方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、MS-Japanがどういった転職エージェントなのかについて紹介していきます。
- MS-Japanのサービス概要
- MS-Japanを利用するメリット・デメリット
- MS-Japanのユーザーからの評価
- MS-Japanの登録方法
- MS-Japanを利用する際の注意点
ぜひ参考にしてみてください。
MS-Japanはどんなサービス?

MS-Japanは、株式会社MS-Japan(エムエス ジャパン)が運営している転職サービスです。
- 士業の求人や管理部門の求人を専門的に取り扱っている特化型の転職サービス
- 管理部門・士業の登録率や管理部門・士業の転職相談率に関するアンケートでNo.1になっている
エージェント型のサービスで、転職サポートのプロにサポートしてもらいながら転職活動に取り組めるようになっており、
- 弁護士
- 公認会計士
- 税理士
などの士業の求人や管理部門の求人に特化した転職サービスとして非常に高く評価されています。

転職活動でMS-Japanを利用する3つのメリット

実際に転職活動でMS-Japanを利用する場合、事前に確認してほしいのが、転職活動でMS-Japanを利用するメリットについてです。
転職活動でMS-Japanを利用する主なメリットとしては、次の3点があげられます。
- 管理部門の求人の質が高い
- エージェントの専門性が高い
- 書類添削や面接対策などのサポートが充実している
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
①管理部門の求人の質が高い
MS-Japanは管理部門の求人と士業の求人の取り扱いに特化した転職エージェントですが、特に管理部門の求人の質が高いことで有名です。
管理部門の求人はさまざまな業界の求人を取り扱っている総合型の転職サイトや転職エージェントにも掲載されていますが、数が少なく、年収が低かったり待遇がよくないなど掲載されている求人の質が悪いケースも少なくありません。
実際数々のアンケートで高く評価されており、サービスを利用したユーザーの約90%が「次回転職の際には、MS Agentを利用したい」と回答しています。
出典:https://www.jmsc.co.jp/service/advantage/
②エージェントの専門性が高い
MS-Japanが特化型の転職エージェントという特徴によって生まれるもう一つのメリットが、「エージェントの専門性の高さ」です。
MS-Japanには在籍しているエージェントは、管理部門と士業の業界のことを知りつくしています。
さまざまな業界の求人を取り扱っている総合型の転職エージェントでは、サポート役であるエージェントの専門性が低く、サポートの質も下がってしまう場合も多々あります。
エージェントの専門性の高さはMS-Japanならではの大きなメリットだと言えるでしょう。
③書類添削や面接対策などのサポートが充実
受けられるサポートの内容はそれぞれの転職エージェントによって異なります。
求人情報の紹介から面接への同行まで手厚くサポートしてくれる転職エージェントもあれば、あくまで求人情報の紹介や企業側との最低限の連絡のみ代行してくれる転職エージェントも存在します。
転職に慣れている方であれば、ある程度自由に動ける後者のエージェントの方がいいと感じるかもしれませんが、転職が初めての方や慣れていない方の場合はサポート内容が充実しているに越したことはありません。
書類添削や面接対策が用意されていると、書類選考や面接を通過できる可能性が高まり、より転職が上手くいきやすくなるため、この点もMS-Japanの魅力的なメリットの一つだと言えます。
MS-Japanの弱み

転職活動にMS-Japanを利用するメリットとあわせて確認しておきたいのが、MS-Japanの弱みについて。
MS-Japanの主な弱みとしては、次の2点があげられます。
- キャリアがないとサポートを断られることがある
- 地方の求人は少なめ
それぞれの弱みについて詳しく解説していきます。
キャリアがないと断られることも
管理部門では即戦力となる人材が求められていることが少なくなく、管理部門へ転職するには経験やスキルが求められることが珍しくありません。
実際に未経験で応募可能としている求人はそれほど多くなく、2021年の11月時点でMS-Japanに掲載中の5,636件の求人情報のうち未経験でも応募可能とされている求人は578件しかありません。
この点は、未経験から管理部門への転職にチャレンジしたいと考えている方にとっては大きなデメリットだと言えます。
地方の求人数は少なめ
MS-Japanで転職したいと考えている方の中には地方での転職を検討している方も少なくないかと思いますが、MS-Japanは地方の求人が充実しているタイプの転職エージェントではないため注意が必要です。
地域 | 求人数 |
---|---|
東京 | 3,534件 |
大阪 | 821件 |
愛知 | 577件 |
青森 | 9件 |
山口 | 8件 |
沖縄 | 13件 |
これはその都道府県全体の求人件数ですが、10件程度の求人の中から理想的な条件の求人を見つけ出すのはほぼ不可能です。
そのため、地方で転職を検討している方は、MS-Japanではなく、他の転職サイトや転職エージェントを利用するべきだと言えるでしょう。

MS-Japanはこんな人におすすめ

ここまで紹介してきたMS-Japanのメリットと弱みを比較してみると、転職活動にMS-Japanを利用するべき人としては、以下のような人があげられるでしょう。
おすすめな人
- 管理部門や士業への転職を検討している人
- ある程度キャリアのある人
- 大都市圏で転職を検討している人
- 専門性の高いエージェントにサポートしてもらいながら転職したい人
MS-Japanはユーザーからの評価も高い管理部や士業の特化型のサービスで、掲載されている求人の質も高いので、これらの業界への転職を検討している方にとっては非常に魅力的な転職エージェントだと言えます。
在籍しているエージェントもこれらの業界に精通しており、的確なサポートやアドバイスが受けることができ、他の転職サイトや転職エージェントよりも転職が成功する可能性が高い点も魅力的です。
管理部門への転職はある程度の経験やスキルが求められますが、しっかりとしたキャリアがあれば採用してもらえる可能性が高くなるので、キャリアに自信がある人にもおすすめです。
また、東京や大阪など大都市圏の求人情報が充実しているので、大都市圏で転職を考えている方にもおすすめだと言えるでしょう。
一方、以下に当てはまる場合は、あまりおすすめできません。
おすすめできない人
- 未経験から転職したい
- 転職したい業界が決まっていない
- 地方で転職したい
先ほども紹介したとおり、管理部門への転職には経験やスキルが求められる傾向にあるため、未経験からの転職には向いていませんし、実際未経験からの応募ができる求人は多くありません。
現在転職を検討している方の中には、まだ転職したい業界が決まっていない方もいるかと思います。
しかし、MS-Japanには管理部門と士業の求人しか掲載されていないため、転職したい業界が決まっていない方にもおすすめできません。
また、大都市圏の求人は充実しているものの地方の求人はそれほど充実しておらず、掲載されている求人の数が10件以下になる地域もあるため、地方の方にもおすすめできないタイプの転職エージェントだと言えるでしょう。

MS-Japanを実際に利用した人の評判・口コミ

MS-Japanでの転職を考えているのであれば、MS-Japanを利用したことがあるユーザーの評判や口コミも確認しておきましょう。
実際にそのサービスを利用したことがあるユーザーの口コミは、良い口コミにしても悪い口コミにしても非常に参考になります。
インターネット上に投稿されているユーザーの口コミの中から特に気になるものをいくつかピックアップしてみました。
転職エージェント【MS-Japan】を実際に利用して
— たかひろ@九大卒副業ブロガー (@tak156) May 16, 2019
良かった点・メリットは
✅管理部門・士業の求人の質
✅応募企業への精通度合いの高さ
✅職種別の職務経歴書サンプル
特に企業担当者からの面接ポイントや
企業情報はエムエスジャパンだからこそ成せる業だと思います
サンプルもとても役立ちました
GWに後輩会計士から転職の相談受けた。
— ミータソ@一橋MBA📈会計士 (@DeadFinanceCXO) May 3, 2021
どのサイト登録したらいいか聞かれたので、昔自分が使ってよさげだったとこ勧めた。
・リクルート
・ビズリーチ
・MS-JAPAN
・ワイズアライアンス
以前かなりお世話になりました。他のエージェントより親身。ミスマッチが少ない。
引用元:https://goo.gl/maps/W4zmvW5rSSSMnXb2A
これらはMS-Japanに関する良い口コミの一部です。
インターネット上に投稿されているMS-Japanに関する口コミには良い口コミが多く、
担当者の対応が丁寧
紹介してもらえる求人のミスマッチが少ない
アドバイスが的確
など、ポジティブな意見が複数見つかりました。
また、現役の弁護士や税理士がおすすめしているような口コミも多数見受けられました。
なんとしても内定を受諾させようという感じにたじたじとなり、悩んだ末にやめてしまいました。
条件についても、内定受諾するかしないかの場面にて、広告よりも50万円ほど低い年収額を提示してきて、申し訳ないですが腹が立ちました。仲介できれば、エージェントにはフィーが入るので私の人生なんてきっとどうでもいいんだろうなあ、と想像してしまいました。
もっとも、友人はこちらでとてもよい感じの担当の方に恵まれたようで、担当にもよるのかと思います。ご参考になればと思い投稿いたします。
引用元:https://goo.gl/maps/jt3QSNUz1vL5p7aMA
やる気がなく、レスポンスが悪い。 マイページなども使いにくいですし、ここを使う理由はないと思います。時間の無駄でした。
引用元:https://goo.gl/maps/YE1KrSDe43ZShVLP6
一方これらは、MS-Japanに関する悪い口コミの一部です。
MS-Japanの口コミには良い口コミが多いものの、上記のような悪い口コミもいくつか投稿されていました。
内容としては担当者の対応に関する意見が多く、雑な対応をされたという意見が目立ちました。
MS-Japanの登録方法と登録後の流れ

MS-Japanを利用してみたいと考えている方向けに、会員登録の方法や会員登録した後の利用の流れについても紹介していきたいと思います。
画像をまじえながらわかりやすく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
登録方法
MS-Japanでの転職活動をスタートさせるには、まず会員登録しなくてはいけません。
Webサイトにアクセスし、会員登録を進めていきましょう。
※画像はすべて、公式サイトURLから引用しています :https://www.jmsc.co.jp/

MS-Japanのトップページが表示されます。画面の上部にある「会員登録」をクリックしましょう。

メールアドレスを入力し、「次へ」をクリックします。

パスワードを入力し、「次へ」をクリックしましょう。

名前とフリガナを入力し、「次へ」をクリックします。

生年月日を設定し、「次へ」をクリックしましょう。

性別を設定し、「次へ」をクリックします。

連絡先となるメールアドレスを入力します。
IDとして設定したメールアドレスを使用することも可能です。その場合は、「MS-Japan IDと同じアドレスを使用する場合は、チェックしてください。」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

都道府県を設定し、「次へ」をクリックしましょう。

携帯電話の番号を入力し、「次へ」をクリックします。

学歴を選択し、「次へ」をクリックしましょう。

経験職種に関する情報を設定し、「次へ」をクリックします。

希望する職種を設定し、「次へ」をクリックします。

所有資格を選択し、「次へ」をクリックしましょう。

現在の年収を設定し、「次へ」をクリックします。

自由記述欄には、サービスを利用する上で運営側に伝えておきたいことがあれば自由に記入できるようになっています。
求人・転職の定期配信メールは、必要であればチェックを入れ、必要なければチェックを外しておきましょう。
利用規約の内容を確認して、問題ないようであれば「規約に同意して登録」をクリックします。
これでMS-Japanへの登録は完了となります。
登録後の流れ
MS-Japanへの会員登録が完了した後の流れは以下のとおりです。
- キャリアカウンセリング
- 求人情報の紹介
- 応募
- 書類選考
- 面接
- 内定
会員登録が完了したら、まず初めにキャリアカウンセリングが実際されます。
このキャリアカウンセリングで得た情報をもとに、エージェントがあなたの希望にそう求人を紹介してくれます。
紹介してもらった求人の中に応募したいと思えるものがあれば、エージェントに伝えて応募してもらいましょう。
書類選考を通過したら、いよいよ面接です。
面接の結果内定となれば、年収などの待遇面についてエージェントが交渉してくれます。
交渉がまとまり入社となれば、転職活動は終了です。
MS-Japanを利用する際の注意点

実際にMS-Japanを利用する場合、以下3点に注意しなくてはいけません。
- 求人に応募するには会員登録が必要
- エージェントの質に当たり外れがある
- サポートが充実しているため受け身になってしまいがち
それぞれの注意点について詳しく解説していきます。
①求人に応募するには会員登録が必要
MS-Japanは求人情報の検索や詳細の確認こそ会員登録せずにおこなえますが、応募するには必ず会員登録しなくてはいけません。
MS-Japanに掲載されている求人の詳細画面には「エントリーする」というボタンが用意されています。
そのため、会員登録しなくてもそのまま応募できると勘違いしてしまいそうですが、実際に会員登録していない状態でエントリーボタンをクリックすると会員登録をすませた上で応募するよううながされます。
会員登録せずに応募できると勘違いしてしまっている方は注意してください。
②エージェントの質に当たり外れがある
MS-Japanに在籍しているエージェントは専門性が高く、質の高いエージェントばかりですが、専門性の高さやサポートの質には個人差があるため注意しなくてはいけません。
実際、MS-Japanの口コミをリサーチしてみても、
担当者の対応がとても良かった!
と褒めている口コミもあれば、
担当者の対応がよくなかった…
と言及しているものもあるように、的確にサポートしてくれるエージェントもいれば、一部イマイチ頼りないと感じるエージェントもいるようです。
③サポートが充実しているため受け身になってしまいがち
MS-Japanは数ある転職エージェントの中でも特に手厚いサポートが受けられるタイプで、求人情報の紹介だけでなく、応募書類の添削や面接対策、内定後の条件交渉などもおこなってくれます。
サポートが充実している点はサービスを利用する側にとって非常にありがたいポイントですが、サポートが充実し過ぎていることで受け身になってしまい、すべてエージェント任せになってしまう方もいるため注意しなくてはいけません。
自分では何もせずに、すべてエージェントに任せてしまうと、転職後のトラブルや後悔につながりかねません。
まとめ

管理部門と士業の転職に特化した転職エージェント、「MS-Japan」について紹介してきました。
MS-Japanはさまざまな業界の求人を取り扱っているタイプの転職エージェントではないため、誰にでもおすすめできる転職エージェントというわけではありません。
一方で管理部門と士業に関する求人の数や質は業界トップクラスですし、サポート役であるエージェントの専門性が高く、サポートの質も高いため、これらの業界への転職を希望している方は積極的に利用するべきです。
求人への応募にこそ会員登録が必要になりますが、求人情報の検索や詳細の確認は会員登録しなくてもおこなえるようになっているので、ぜひ一度Webサイトをチェックしてみてはいかがでしょうか?