転職コラム

書類選考はどっちが有利?転職エージェント経由と直接応募のメリット・デメリット

転職を成功させる上での最初の関門になる書類選考。

その書類選考に参加する方法には、転職エージェントを経由する方法と直接応募する方法があります。

どっちの方法で求人に応募するのが正解なんだろう…

と気になってしまい、未だに応募できずにいるという方も多いのではないでしょうか?

この記事では、書類審査には転職エージェント経由と直接応募のどちらで参加するべきなのかについて紹介していきます。

それぞれの方法の書類選考通過率やメリット・デメリットに触れながら解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

転職エージェント経由と直接応募の書類選考通過率の違い

どちらで求人に応募するかを選ぶ上で気になってくるのが、転職エージェント経由と直接応募の書類選考通過率の違いについてです。

転職を成功させたいのであればより通過率の高い方法を選びたいところですが、実は、どちらの方法で求人に応募したとしても書類選考通過率は30%ほどと変わりありません

どちらを選んだとしても書類選考通過率に大きな違いはないため、通過率を気にして方法を悩む必要はないと考えられます。

書類選考には転職エージェント経由と直接応募のどちらで参加するべき?

転職エージェント経由と直接応募のどちらで書類選考にのぞむべきか迷っているのであれば、それぞれのメリットとデメリットを比較して決めるのがおすすめです。

直接応募の方が熱意が伝わりやすい」などと言われることも少なくありませんが、実際にはそんなこともありません。

どの方法で参加するにしても、結果的には応募書類の中身や出来で判断されるのに変わりありません。

転職エージェント経由と直接応募で書類選考通過率が変わらないのであれば、自分に合った方法で参加するべきです。

両方のメリット・デメリットを比較して、あなたに合う方法で求人に応募しましょう。

転職エージェント経由で書類選考に参加するメリット

転職エージェント経由で求人に応募して書類選考にのぞむ主なメリットとしては、以下の3つがあげられます。

  1. 応募書類を添削してもらえる
  2. プロからアドバイスをもらえる
  3. 推薦状を添えて応募書類を提出してくれる

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

メリット1. 応募書類を添削してもらえる

転職エージェント経由で求人に応募するメリットの中でも特に大きなメリットと言えるのが、応募書類の添削をしてもらえる点です。

多くの転職エージェントでは、コンサルタントによる履歴書や職務経歴書の添削サービスを提供しています。

書類選考を通過するには、採用担当者が応募書類を見た時に「この人に会ってみたい」と思われなくてはいけません。

そのためには、変えることができない学歴や職歴といった経歴以外の部分を魅力的にする必要があります。

転職エージェントを活用すれば、転職を熟知したコンサルタントが、

  • 自己PR
  • 志望動機
  • 業務内容や実績の見せ方

などについてアドバイスしてくれるため、より魅力的な応募書類が作成できるようになります。

ただ、一部の転職エージェントでは応募書類の添削サービスを提供していない場合もあるので注意が必要です。

添削してもらう予定でエージェントを利用し始めたら、添削サービスがなかった…

となってしまわないためにも、添削サービスが用意されている転職エージェントかどうかを事前に確認した上で利用し始めるようにしましょう。

志望動機・志望理由で書くべき内容は?書き方やNG志望動機を徹底解説 志望動機・志望理由の重要度はどれくらい? 志望動機や志望理由について、企業はどのくらい重要視しているのでしょうか。 ...

メリット2. プロからアドバイスをもらえる

コンサルタントがアドバイスしてくれるのは、応募書類についてだけではありません。

転職活動への取り組みを進めていく中でも、さまざまアドバイスをしてくれます。

自分の強みがわからない

アピールできることがない

と悩んでいる方でも、コンサルタントとの話やアドバイスを通して、自分の強みやアピールポイントに気付ける転職希望者も少なくありません

応募書類を作成する上で、自身の強みやアピールポイントをわかっていることは大きなアドバンテージとなります。

また、書類選考を通過した後に行われる面接等のプロセスでも活用することが可能です。

転職エージェントの面談では何を聞かれる?やっておくべき事前準備とあわせて解説! 転職活動を効率的かつ有利に進めるのに便利なサービス、転職エージェント。 その転職エージェントを利用する際、まず初めにおこなわれる...

メリット3. 推薦状を添えて応募書類を提出してくれる

転職エージェント経由で求人に応募する場合、コンサルタントが推薦状を添えて応募書類を提出してくれます。

たかが推薦状でしょ?

と思う方も少なくないかもしれませんが、推薦状は転職エージェントやコンサルタントが認めた人材であるということを証明するものです。

転職エージェントと企業の関係が良好な場合、「あの転職エージェントが推薦しているなら間違いない」と多少有利になる可能性もあります。

転職エージェント経由で書類選考に参加するデメリット

転職エージェント経由で書類選考に参加するとさまざまなメリットが期待できる一方、デメリットが全くないわけでもありません。

転職エージェント経由で書類選考にのぞむ主なデメリットとしては、次の2点があげられます。

  1. 転職エージェントの評価が反映される
  2. コンサルタントの考え方や好みが反映される

それぞれのデメリットについて解説していきます。

デメリット1. 転職エージェントの評価が反映される

メリットとして推薦状によって選考がプラスに動く可能性がある点を紹介しましたが、これは逆のパターンもあり得るため注意しなくてはいけません。

これまでのエージェントの対応や紹介された人材の評価、実績によっては、企業側がエージェントに対してあまり良くない印象を持っていることがあります。

その場合、そのエージェントを経由して応募してきた「あなたの印象自体も悪くなってしまう可能性」があります。

あの転職エージェントが推薦してきている人材か…

というように、転職エージェントが原因で正当に評価してもらえないケースがあるのも事実です。

決してフェアなことではありませんが、会社も組織としても利益やコストを考えていたり、社会の中では何かと評判が付き物なので、個人ではどうにもできないことです。

転職エージェントと企業の関係をこちらが事前に把握することはできないため、実際に利用するまでプラスに働くかマイナスに働くかわからない点は、転職エージェント経由ならではのデメリットとなります。

デメリット2. コンサルタントの考え方や好みが反映される

多くの転職エージェントで提供している応募書類の添削サービスを利用した場合、担当したコンサルタントの考え方や好みが反映されてしまう可能性があるため、注意が必要です。

一般的な傾向やこれまでの経験を参考に良い方向へ修正してくれるのであれば問題ありませんが、根拠のない考え方や意見を押し付けてくるコンサルタントもいます。

そういったコンサルタントにあたってしまうと応募書類の添削が逆効果になってしまいかねません。

少しでも「おかしいな…」と感じる場合は、担当者を変更してもらうなどの対応が必要になります。

書類選考に直接応募するメリット

続いて、個人で直接的に求人に応募して書類選考を受ける場合のメリットについてです。

直接応募による書類選考の主なメリットは、以下の3つです。

  1. 転職エージェントの評価が反映されない
  2. コンサルタントの意見に惑わされない
  3. 直接応募の方が書類選考を通過しやすいケースがある

それぞれのメリットについて解説していきます。

メリット1. 転職エージェントの評価が反映されない

転職エージェントを経由せずに直接求人に応募する場合、転職エージェントの評価が応募書類の評価に反映されることはありません

そのため、転職エージェントと応募先企業の関係性を気にすることなく書類選考に参加することができます。

転職エージェントと企業の関係が良好である場合のアドバンテージはなくなりますが、エージェント自体の評価や評判による影響を受けたくないと考えている方とっては大きなメリットになるでしょう。

メリット2. コンサルタントの意見に惑わされない

転職エージェントを経由する場合、コンサルタントからもらえるアドバイスや書類添削が魅力ですが、必ずしも「コンサルタントの意見=正解」というわけではありません

転職のプロであるコンサルタントの意見であっても、取り入れない方がいいケースもあります。

もらったアドバイスの良し悪しを正しく判断したり、すべてを鵜呑みにせず参考程度に聞くことができなければ、コンサルタントのアドバイスによって書類選考の結果が左右されてしまいます。

一方、直接応募する場合は、コンサルタントの意見に惑わされることもなく、自分で情報収集をして判断することになるので、あなたのオリジナルな応募書類を作成できます。

応募書類も職種や企業によってはクリエイティビティやオリジナリティを求められることがあります。

文章力に自信がある方や、人とは違った応募書類にしたいという方は、型にハマらずに書類を作成できるでしょう。

第二新卒の転職は職務経歴書に書く“退職理由”が重要!正しい書き方とは 第二新卒において企業側が最もリスクを感じるのは“早期退職” 「第二新卒」という単語を転職活動でよく耳にされることも多いと...

メリット3. 直接応募の方が書類選考を通過しやすいケースがある

企業が新しい人材を採用する場合、採用にかかるコストよりも優秀な人材かどうかを重視する傾向にあります。

最近は高齢化の影響もあって人材が不足しているので、なおさらその傾向が強いと言えるでしょう。

しかし、中にはコストを重視して人材を採用している企業もあります。

コストを重視する企業は、採用コストが高くなる転職エージェント経由よりも、直接応募の人材を採用する傾向があるため、書類選考が通過しやすい可能性があります。

書類選考に直接応募するデメリット

書類選考に直接応募するデメリットとしてあげられるのは、プロによる添削サービスを受けられない点のみです。

それ以外のデメリットは特にありません。

ただ、転職が初めてという方や慣れていない方など、応募書類の作成が不得意だと思われている場合、添削が受けれない点は大きなデメリットになります。

直接応募よりも転職エージェント経由の方がおすすめな人

求人に応募する場合、直接応募よりも転職エージェント経由の方がおすすめ人としては、以下の特徴があげられます。

  • コンサルタントに添削してほしい
  • アドバイスをもらいながら応募書類を作成したい
  • 推薦状を添えてほしい

作成する応募書類に自信が持てない場合は、コンサルタンによる添削やアドバイスを受けながら書類を作成するべきでしょう。

また、自身の応募する企業に推薦状を添えてほしい場合も同様です。

推薦状を作成してもらうには転職エージェントの利用が必須となるので、エージェントを経由して応募するようにしましょう。

第二新卒の転職事情と、20代に強い転職サイト・転職エージェント 学校卒業後に就職活動をする場合、大きく「第二新卒」と「既卒」の2種類に分けられますが、このうち第二新卒は、企業からの需要が高くなってい...
30代の転職希望者必見!30代におすすめの転職エージェント10選 今後の人生を大きく左右する30代の転職。 その30代の転職において強力なサポーターとなってくれるのが転職エージェントです。 ...
40代の転職希望者必見!40代におすすめの転職エージェント6選 40代の方が転職する場合、転職活動をサポートしてくれる転職エージェントの存在が欠かせません。 しかし、サービスの種類が多すぎて、...

転職エージェント経由よりも直接応募の方がおすすめな人

転職エージェント経由での応募ではなく直接応募の方がおすすめな人としては、次の特徴があげられます。

  • 他人の意見に影響されやすい
  • 自分で用意する応募書類の出来に自信がある

他人の意見に影響されやすいと思われる方は、コンサルタントによって軸がブレてしまう可能性があるため、転職エージェントを経由するのではなく、直接応募がおすすめです。

また、自分で用意する応募書類の出来に自信がある人の場合も、わざわざ転職エージェントを経由せずに直接応募して書類選考に参加すると良いでしょう。

まとめ

「書類選考には転職エージェント経由と直接応募のどちらで参加するべきなのか」というテーマを深堀りして紹介してきました。

書類選考への参加の仕方に正解はありません。

どの方法で求人に応募し、書類選考にのぞむかは人それぞれです。

どちらの方法で参加するかは、今回紹介したそれぞれの方法のメリットとデメリットを参考に、比較して判断してみてください。