ハイクラス・エグゼクティブ層に特化した転職サービス、「転機」。
高収入が狙えるハイクラスな求人が多数掲載されている転職サービスということもあって、転機で転職したいと考えている方は多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、転機がどういった転職サービスなのかについて紹介していきます。
- 転機のサービス概要
- 転機を利用するメリット・デメリット
- 転機を利用すべき人
- 転機の登録方法
- 転機を利用する際の注意点
詳しく解説していくので、ぜひ参考にしみてください。
転機はどんなサービス?

転機は、レイサス株式会社が運営している転職支援サービスです。
- 高年収が期待できるハイクラス求人やエグゼクティブ求人のみを取り扱っている
こちらから積極的に求人を探して応募するサービスではありませんし、サービスを利用するハードルが高いため誰にでもおすすめできるサービスというわけでもありません。
しかし、年収1,000万円はもちろん、2,000万円以上も狙える求人が多数掲載されているので、これまでの経歴やスキルに自信がある方であれば、ぜひ一度利用してみるべきサービスだと言えます。
転職活動で転機を利用する3つのメリット

転職活動に転機の利用を検討している場合、まずチェックしておきたいのが転職活動に転機を利用するメリットについてです。
転職活動で転機を利用する主なメリットとしては、以下の3点があげられます。
- ハイクラス求人を多数保有している
- 経営者と直接面談できる
- 経営者の動画を見て応募できる
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
①ハイクラス求人を多数保有
転職を考えている方の中には、
今の仕事をやめたい
今の職場が合わない気がする
など、ネガティブな理由ではなく、キャリアアップなどポジティブな理由で転職を検討している方も多いかと思います。
転機には、年収800万円以上のハイクラスな求人が多数掲載されているため、キャリアアップを目的とした転職に適しています。
一般的な転職サービスの中にもハイクラス求人を掲載しているサービスはありますが、求人の数は決して多くありません。
一方、転機はハイクラス求人やエグゼクティブ求人に特化しているため、掲載されている求人のほとんどが年収800万円以上のハイクラス求人となっています。
また、中には年収1,000万円以上を目指せるものや2,000万円を越えるものもあります。

②経営者と直接面談できる
転職サービスでは、求人に応募した後はまず書類での選考が実施され、書類選考に合格した場合のみ採用担当者との面接が実施されることがほとんどです。
しかし、この流れだと、経営者に自分の強みや熱意を伝えることができません。
小規模な会社であれば採用担当者がその都度経営者に判断をあおぐ可能性はあります。
ただし、会社の規模が大きくなればなるほど、応募した転職希望者の熱意が経営者のところまで届きにくくなっていまいます。
つまり、経営者に対して直接自分を売り込むことができるのです。
経営者に対して直接アピールできるため不完全燃焼になってしまうことがありませんし、採用担当者ではなく経営者に採用の可否を直接判断してもらえるようになっています。
転機のように経営者と直接面談できるサービスはほとんどありません。この点も転機ならではのメリットだと言えます。
③経営者の動画を見て応募できる独自の応募方法
他の転職サービスにはない転機独自の非常に珍しい応募方法と言えるのが、「社長の右腕立候補」です。
インタビュー動画では、
- これまでの経歴
- 仕事に対する取り組み方
- 会社のこれから
- 求める人材・人物像
などについて、社長自らが語っています。
この人と一緒に仕事をしてみたい!
と思える尊敬できる経営者と一緒に働ける点も大きなメリットの一つだと言えるでしょう。
転機の弱み

転機には転機ならではの弱みがありますが、弱みはサービスを利用する上でのデメリットになるため、こちらも事前にしっかりとチェックしておかなくてはいけません。
転機の主な弱みとしては、次の2点があげられます。
- それなりの経歴やスキルがないと転職できない
- 転職エージェントのような転職サポートは受けられない
それぞれの弱みについて詳しく解説していきます。
それなりの経歴やスキルがないと転職できない
ここまで紹介してきたとおり転機にはハイクラスの求人やエグゼクティブ求人しか掲載されていません。
しかし、これらの求人は高収入や高待遇が期待できる分、求められる経歴やスキルも高くなります。
実際にどういった経験やスキルが求められるかは求人によって異なりますが、ビジネスマンとして優秀だと判断できる経歴やスキルが求められると考えておくべきです。
- 大きなプロジェクトに携わった経験がある
- プロジェクトで大きな成果を上げたことがある
- 責任者としてチームを率いたことがある
転機の会員登録は2~3分ほどで簡単におこなえますし、登録するのに条件が設けられているわけではありません。
そのため、これまでの経歴やスキルに自信がない方でも登録すること自体は可能です。
サービスを利用する上でのハードルが高くなってしまっている点は、ハイクラス求人やエグゼクティブ求人をメインに取り扱う転機ならではの弱点だと言えるでしょう。


転職エージェントのような転職サポートは受けられない
転機で転職する場合、エージェントが面談や求人情報のリサーチ、紹介をおこなってくれます。
そのため、転職エージェントのような手厚いサービスを期待してしまいますが、一般的な転職エージェントほど充実したサポートは受けられません。
それぞれのサービスによる違いはありますが、通常転職エージェントでは、非常に手厚いサポートが受けられるようになっています。
- カウンセリング
- 求人情報のリサーチ
- 求人情報の紹介
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 面接のスケジュール調整
- 面接への同行
- 条件交渉の代行
中でも特に重要だと言える応募書類の添削や面接対策を実施してもらえない点は大きなデメリットだと言えるでしょう。
転機は採用担当者ではなく経営者と直接面談するタイプのサービスですのでなおさら面接対策を実施してほしいところですが、残念ながら面接対策を実施してもらうことはできません。


転機はこんな人におすすめ

ここまで紹介してきた転機のメリットと弱みを比較してみると、転職活動に転機を利用するべき人としては、以下のような方があげられます。
おすすめな人
- キャリアアップのために転職を考えている人
- これまでの経歴やスキルに自信がある人
- 経営者の右腕として活躍したい人
転機はハイクラス求人やエグゼクティブ求人が豊富に掲載されている転職サービスなので、今後のキャリアを考えて転職したいと思っている方におすすめです。
その特性上ある程度の経歴やスキルは求められますが、これまでの自分の経歴や持っているスキルに自信がある方であれば、きっと満足できる転職先が見つかるはずです。
また、「社長の右腕立候補」で応募すれば、社長の右腕として採用してもらうこともできます。
優秀なビジネスマンである社長の右腕として働ける機会はそう多くありませんので、そのポジションに魅力を感じる方にもおすすめだと言えるでしょう。
一方、以下に当てはまるという方には、あまりおすすめできません。
おすすめできない人
- 経歴やスキルに自信がない
- 転職するのが初めて
- 転職に慣れていない
- いろいろとサポートしてもらいながら転職したい
転機に掲載されている求人に応募するにはある程度の経歴とスキルが求められるため、これまでの自分の経歴やスキルに自信がない方にはおすすめできません。
登録はできますが、登録したとしても求人を紹介してもらえることはないでしょう。
そのため、これまでの経歴やスキルに自信がない方の場合は、転機に掲載されている求人に応募できるだけの経験を積み、スキルを磨く必要があります。
また、転機はエージェントによるサポートが充実しているタイプの転職サービスでもありません。
書類の添削や面接対策などのサポートは用意されていないので、転職するのが初めてという方や慣れていない方、いろいろとサポートしてもらいたいと考えている方は、サポートが樹拾しているサービスを利用するようにしてください。

転機の登録方法と登録後の流れ

転機を利用してみたいと考えている方向けに、転機への会員登録の方法と登録した後の利用の流れについても解説いたします。
画像をまじえながら解説していきますので、参考にしながら会員登録をおこなってみてください。
登録方法
転機のサービスを利用するには、まずは会員登録しなくてはいけません。
転機のWebサイトにアクセスし、会員登録をおこないましょう。
※画像はすべて、公式サイトURLから引用しています :https://ten-ki.jp/

転機のトップページが表示されるので、「新規会員登録(無料)」をクリックします。

会員情報の入力画面が表示されるので、名前やメールアドレスなど必要な情報を入力・設定しましょう。
入力・設定が完了したら、「会員登録(無料)」をクリックします。
以上で転機への会員登録は完了となります。
登録後の流れ
会員登録が完了した後は、以下のような流れで転職活動を進めていくことになります。
- エージェントとの面談
- 求人情報の紹介
- 応募
- 経営者との面談
- 条件の確認
- 内定
会員登録が完了すると、登録した情報を元に事務局からエージェントとの面談に関する連絡が入ります。
エージェントとの面談が完了したら、面談でヒアリングした内容を元にあなたに合う求人やあなたが希望する条件に一致する求人を紹介してもらえるようになります。
気になる求人があればエージェントに伝え、応募してもらいましょう。
応募が完了したら、経営者との面談へと進んでいきます。
面談完了後は条件の確認をおこない、問題ないようであれば内定となります。
転機を利用する際の注意点

実際に転機を利用する際、以下の5点に注意しなくてはいけません。
- 掲載されている求人の数が少ない
- 求人の詳細情報に掲載されている情報が少ない
- 求人への応募の方法が特殊
- 経営者との面談が複数回実施されることがある
- 転職までに時間がかかる
それぞれの注意点について詳しく解説していきます。
掲載されている求人の数が少ない
転機のWebサイトには求人情報が掲載されていますが、その数はかなり少なく、2021年の12月時点で確認できる求人数は140件ほどです。
転職サービスの場合、公開求人であれば会員登録していない状態でも確認できるのが一般的です。
転機も求人の一例を確認することはできますが、100件程度だと、条件に一致する求人が見つかる可能性はほとんどありません。
- ハイクラス求人やエグゼクティブ求人をメインに取り扱っている
- エージェントが転職希望者に合う求人をリサーチして紹介する
上記のサービスの特性上、あえて公開する求人を限定していると考えられますが、実際に利用し始める前に情報を収集しておきたいと考えている方は注意が必要です。
求人の詳細情報に掲載されている情報が少ない
実際に転機のWebサイトに掲載されている求人の詳細情報をチェックしてみるとわかりますが、転機の求人の詳細情報にはほとんど情報が掲載されていません。
掲載されているのは年収や業務の内容、企業の基本的な情報など最低限の情報のみですし、それらの情報もとても充実しているとは言えません。
これもサービスの特性によるものだと思われますが、会員登録して実際にサービスを利用し始める前に確認できる情報が少ない点も転機ならではの注意点だと言えるでしょう。
求人への応募の方法が特殊
一般的な転職サービスの場合、求人をエージェントに探してもらう方法の他に、自分で求人を探して申し込む方法も用意されています。
転機にもその方法が用意されているには用意されているのですが、先ほど紹介した「社長の右腕立候補」というかなり特殊な方法での応募になるため注意しなくてはいけません。
社長の右腕立候補には、採用された場合に経営者のすぐそばで働けるというメリットがあります。
転機で転職する際は、この特殊な取り組み方を受け入れ、慣れる必要があります。
経営者との面談が複数回実施されることがある
転機には直接経営者と面談できるというメリットがありますが、経営者との面談が複数回設定されてしまうケースもあるようなので注意しなくてはいけません。
面談の複数回実施は「アピールする場が増える」とポジティブにとらえることもできますが、回数が多くなればなるほど転職が決まるまでに時間と手間がかかるというデメリットもあります。
また、複数回面談をおこなったにもかかわらず不採用となってしまうケースも想定されるため、メリットよりもデメリットの方が大きいと言えるでしょう。
転職までに時間がかかる
転機で転職する場合、まずエージェントと面談する必要があります。
また、基本的にエージェントからのオファーを待つタイプのサービスであるため、どうしても転職先が決まるまでに時間がかかってしまいます。
書類の添削や面接対策などが用意されているわけではなく、その都度細かくエージェントに連絡する必要があるわけではないため、一般的な転職エージェントほど時間や手間はかかりません。
まとめ

ハイクラス求人やエグゼクティブ求人に特化した転職サービス、「転機」について紹介してきました。
転機は取り扱っている求人や転職への取り組み方が一般的な転職サービスとは若干異なるため、利用する際はサービスの内容についてしっかりと把握する必要があります。
ただ、掲載されている求人はどれも魅力的ですし、「社長の右腕立候補」の求人に応募すれば経営者のすぐそばでビジネスを学べるというメリットがあります。
サービスの特性上、誰でも気軽に利用できるわけではありませんが、自分の経歴やスキルに自信のある方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか?
